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ここではCGI-Parkの新製品の開発状況や最近の気になったことなど日々書き綴っていきます。

技術情報(3件)

突然ですが、iPadに最も期待することって、やっぱり電子書籍ですよね。

読みたい本をiPadの中に入れておけば、移動中や空いた時間にさっと読める。これって結構いいと思うんですよね。
空いた時間にやることなくてiPhoneに入ってるゲームとかしちゃうくらいなら、よっぽど本を読んでいた方が時間を有効活用できるし。

音楽だって写真だって映画だってとっくにデジタル化されて簡単に持ち運びできるようになっているのに、本や雑誌だけが未だにアナログのまま。そろそろデジタル化してもいいですよね。

 

ということで、実験的にやってみました。雑誌の電子化。
世の中には一冊100円くらいでPDF化してくれるサービスが出てきているようだけど、まずは手元にある雑誌で実験。

実験に使ったのは

  • iPad
  • Good Reader (iPhone/iPadアプリ)
  • Canonの複合プリンター (MX850)
  • Dropbox(必須ではない)

まず、雑誌をカッターで裁断します。

 

続いて、Canonの複合プリンターで一枚ずつスキャンしていきます。

スキャンすると自動的にPDFに変換して指定したフォルダに保存してくれるように設定しているので、用紙をセットしてスタートボタンを押すだけで勝手にPDFに変換されます。しかも、OCR機能で文字をテキストに変換してくれるので、後から検索することもできるので、とっても便利。

スキャン作業は簡単にいけるかなと思ったんだけど、一度に沢山のページを読み込ませると途中でエラーになって止まってしまう・・・残念。

結局、10枚くらいずつに分けてスキャンし、後から一枚のファイルにつなげるという作業が発生してしまった。

また、まっすぐ用紙をセットしてもADFで読み込む際紙が曲がってしまい、ちょっと斜めになってしまうのも出てきた。

さらに、このスキャナは自動的に両面をスキャンしてくれるんだけど、表紙のように厚い紙だと中で折り返すことができなくて、用紙詰まりになってしまう。これも想定外。

まぁなんだかんだで30分くらいかけてスキャンが終了し、出来上がったファイルをDropboxを通してGood Readerに取り込みます。

ファイルサイズは180ページほどで19MBくらい。1ページ100KBくらいですね。これくらいの容量で収まるなら、さほど容量の心配をする必要はなさそう。これは想定より小さかったのでGood

Good ReaderはPDFファイルをはじめ、テキストファイルや動画、写真なんかも整理・閲覧することができるとってもすぐれたソフトで、非常に使い勝手がいいです。
PDFファイルも非常に軽快に閲覧できるので、自作の電子書籍のリーダーとしては最適かも。

で、実際に読んでみると・・・

 

字が小さくてちょっと読みづらい。。

スキャンした雑誌がA4サイズでiPadより大きいから、必然的に縮小される。ダブルタップやピンチで拡大すればいいんだけど、できればそのままのサイズで読める方が便利。これもちょっと想定外。

 

実験結果としては、想定していたベストな形を100点満点とすると、50点くらい。読み込む本によっては70点くらいになるかな。

やっぱり実用的なレベルで電子書籍を楽しむには、出版社がちゃんとした電子書籍を販売してもらうのがベストですね。しかもただ紙面をデジタル化するのではなくて、iPadのような端末で読むのに最適な形で出版してほしい。

 今後の出版業界に期待しましょう♪

 

ということで実験終了です。

WEBサイトやWEBシステムを制作する身として、ブラウザの今後の動向は気になるところ。

マイクロソフトがラスベガスで開催中のイベント「MIX10」でInternet Explorer 9について語っていた内容を見てみると、「標準への準拠」という方向に向かうようですね。

ネットスケープがブラウザ戦争に敗れてIEが圧倒的なシュアを獲得するようになってから、「IE仕様」があたかもWEBの標準のようになっていて、IE以外のブラウザはほとんど無視できるくらい存在感がなくなっていたからね。
確かに圧倒的なシュアを持っていたIEに対応してたWEBサイトを作っておけば概ね問題はなかったので、制作サイドとしては楽だったんだけど。

けど、最近はW3Cが提唱する標準仕様に準拠するFireFoxやGooGle Chromeなどのシュアがどんどん増えてきて、しかもWEB開発者はIEよりもFireFoxなどを使っている人が圧倒的に多いため、W3Cに準拠したHTMLやCSS、JavaScriptを記述して、IE向けに例外的な記述も入れているというやり方をしている人が結構多いんだよね。

そういう流れなもんだから、今までのように俺様仕様が世界標準だと独自ルールを作ってきたマイクロソフトも、いつまでもそんなこといってられなくなってきて、「標準への準拠」に本格的に舵を切ったということなんだろうか

まぁこちらも創る側の人間からすると大歓迎なんだけどね。

で、IE9はどうなるかというと、「高速に動作する新しいJavaScriptエンジン」、「標準への準拠」、「ハードウェアの活用による高速な動作」、そして「HTML5ビデオの対応」などを宣言?したらしい。

HTML5に対応というのも楽しみですね。ま、本格的に組み込んで行けるようになるには1年以上先の話しになると思うけど。



[速報]IE9プレビュー版が公開! HTML5準拠を約束、マルチコア、GPU対応で高速動作へhttp://www.publickey1.jp/blog/10/ie9_html5gpu.html

問合せフォームや注文フォームなどでお客様情報などを入力してもらう際、

「お名前」

「電話番号」

「郵便番号」

「住所」

「メールアドレス」

なんて順番で入力してもらうときに、外国人なら問題ないんですが、日本人が普通入力するとき、名前のあと電話番号を入力するときは、日本語から英語にIMEを切り替えてから入力し、逆に郵便番号のあと住所を入力するときは英語から日本語にIMEを切り替える必要があり、地味にわずらわしいですよね。

そんな時便利なのが、それぞれのフォームにIMEモードを設定しておくというやり方。これは、CSSを使えば実に簡単に実現できてしまうので、少しでもユーザビリティーをよくするために、積極的に使いましょう。

 

★IMEモードを自動的に切り替えるCSS

  • 自動(デフォルト)/ モード変更可能  style="ime-mode: auto;"
  • 日本語入力モード/ モード変更可能  style="ime-mode: active;"
  • 英数字入力モード/ モード変更可能  style="ime-mode: inactive;"
  • 英数字入力モード/ モード変更不可  style="ime-mode: disabled;"

 

★実際に設定したフォーム

 ■ お名前:自動(デフォルト)/ モード変更可能
 

 ■ 電話番号:英数字入力モード/ モード変更可能
 

 ■ 郵便番号:英数字入力モード/ モード変更可能
 

 ■ 住所:日本語入力モード/モード変更可能
 

 ■ メールアドレス:英数字入力モード/ モード変更不可
 

 

どうですか。IMEモードが自動的に切り替わるのがわかりましたか。

こういう小さな親切が使い勝手のいいHPやシステムを支えているのだと僕は考えています。

小さな親切、大切だと思います。